南海岸(米軍上陸海岸)

島の南、1945/02/19の米軍上陸はこの海岸より行われました。
また、ここでしか採取出来ない「鶉(うずら)石」が自然に敷き詰められた海岸でもあります。
海はとても綺麗ですが、近海には鮫が多く遊泳は禁止です。
(2012年3月更新、画像はクリックで拡大します。)

GoogleMapによる航空写真

外周道路から南海岸に向かう道は
緩やかな下り坂になっています。
南海岸より摺鉢山を臨む。

真っ黒な色をした砂浜です。この黒は鶉石の色です。
南海岸より北東側を臨む。
何かの残骸と二ツ根岩が見えます。


初夏から秋にかけては砂浜に「ハマヒルガオ」が植生しています。
寂れた海岸に彩りを添える存在です。

鶉石と摺鉢山

鶉石とは(鳥のウズラの柄に似ているので命名)
長年の火山活動によって産出された、
灰長石(かいちょうせき(「はいちょうせき」では無い))の一種。
地球上では硫黄島とイタリアの一部でしか採取出来ないそうです。
灰長石に関してはこちら。

 
南海岸より北西方向(侵攻方向)を臨む。
摺鉢山から南波止場に向かってのパノラマです。
地平線のラインからポコッと飛び出ているのが、
今では見えてしまっている「水際トーチカ」です。

この海岸から千鳥飛行場を目指すと、
あの位置から日本軍の機銃掃射を受けてしまうのです。
ここから丘の上を眺めると、上陸時の海兵隊員の気持ちが分かります。
南海岸の中程に「二ッ根岩」(ふたつねいわ)と呼ばれる大きな岩が立っています。
戦時中はありませんでしたが、長年の隆起現象で地上に現れたそうです。
確かに戦時中の米軍の映像等を見ても、海岸線にこの岩はありません。
「硫黄島からの手紙」の17:17のシーンでは渡辺謙さんの後ろに映ってしまってますが・・・。
まあ、ご愛敬と言うことで(゚∇゚ ;)

水際トーチカを臨む  摺鉢山を臨む
二ッ根岩の近くにとても大きな流木がありました。
何の生物でしょうか?流木の表面が気色悪い状態で浸食されています。


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