銀明水

硫黄島の東海岸に、海水が地熱により蒸留され、淡水となって溜まりになっている場所があります。
当時は米軍によって占領されていたにも関わらず、夜な夜な水を求めてやってきた日本兵の方が、沢山命を落とされたそうです。

GoogleMapによる航空写真

銀明水のある岩

何故か東屋のような形をしている岩です。
自然の造形物ではありますが、場所と言い形と言い、人工的な建造物のように見えたりもします。
この奥に銀明水があります。
銀明水入り口
蒸留している銀明水
実際は狭くて水の溜まっている所まで入っていくのは結構きつかったりします。
まあ、体格の小さな人ならどうにか入れるかな?
銀明水

確かに洞窟の一番奥に、小さな水溜まりがあります。
専門家の成分分析によると飲用には適していないそうですが、
当時の状況を考えれば、誰だって飲んじゃいますよね、きっと。

ちなみに「銀明水」のいわれは蒸留された水滴で、
天井が銀色に光って見えたからだそうです。
残念ながら、私には銀色には見えませんでした。光の加減なのかな?
海水を蒸留するので当然の事ながら、淡水と塩分に分かれます。
で、残った塩分はどこに行くのかと思いきや、
洞窟内の壁や天井に蓄積されておりました。

これだけでも莫大な量の塩分が確保できそうです。

撮影:SHINWA氏(著作権許諾済み)
銀明水のすぐ脇に謎の建造物があります。
近くで見てみますとどうも貯水槽のように見えます。
一体誰が何のために使ったかは不明です。
おまけ

銀明水のすぐ脇の渓谷ですが、あちらこちらに噴気口があります。
登っていこうかと思いましたが、温度が高すぎるのと、
硫黄の香りが濃すぎるのでやめました(^_^;)
ここを登り切れば天山の裏手に出ると思うのですが・・・・。