臼砲20大隊本部壕

硫黄島守備隊で臼砲を装備していた部隊の壕です。
戦果は定かではないですが「硫黄島からの手紙」にも出てくるあの臼砲です。
陣地は小高い丘の上にあり、下方から攻めてくる米軍に対して絶好の位置にあります。


Google Mapによる航空写真


崖の中腹に見える大きな穴は壕の口です。
ちょうど撮影した位置くらいに米軍が近づくと、
あの壕から臼砲で狙い撃ちにされてしまうのです。

崖の下から見た外周道路。
臼砲で狙い撃ちにするには絶好の位置ですね。

壕までの道はもはや草むらの中です。
藪の奥にある壕
本部壕への入口
赤白のポールは遺骨収集が完了している証。
本部壕へ
急なスロープで階段ではありません。
下地も砂なので足を取られます。
この奥は崖の中腹や各部隊の壕と繋がっています。
遺品類は整理されています。
この壕は横穴
(兵隊が寝泊まりしていたであろう空間)が
多々ありました。
写真ではわかりづらいのでガイドを入れてみました。

壕から見た出口。
この壕は奥に長くマップがないと迷いますので
今回は断念しました。

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