2015-12-14(月)烏山線の旅
曇り 最高気温13℃ 北北西の風2m 湿度58%
撮影データ:PENTAX K-S2+DA17-70mm f4とFA80-320mm f4.5-6.7とiPhone6で撮影。
撮影時の設定は全て初期状態となっております。画像はクリックで拡大します。
PENTAXのK-S2を新規購入しました。
早速K-S2のデビュー戦と称し、那須烏山まで小旅行をしてきました。6年ぶりの烏山線の旅となります。
まだカメラの癖ともわからなくて、色々と試行錯誤しながらの撮影となりました。ご了承ください。
それにしても予備のバッテリー無しとはドキドキ物だよ(笑)
今回は青春18きっぷを使います。
まずは宇都宮まで。そこから宇都宮始発の烏山線に乗ります。
宇都宮に到着するといきなり駅構内にも餃子の匂いが(^_^;)。さすが餃子の街ですね。
2009年の訪問時と変わっていない宇都宮のスタンプ。
待機中の車両たち。右に新型車両のEV-E301が見えます。
宇都宮駅にて。関東では貴重になってしまったキハ40。
まずは終点の烏山までekiShをしながら一気に行きます。
いつもの事ですが、通学時間なので車内は高校生でいっぱいです。
みんな仁井田駅で降りてしまったので高根沢高校の生徒さん達なのでしょう。
烏山に到着。ここで烏山線はマスターの称号。
烏山駅スタンプ。二種類ありました。 |
今日はこれから「山あげ会館」を目指します。あの「山あげ祭り」の資料館です。
徒歩で街並みを散策しながら向かいます。
途中見かけたおもちゃ屋さん。もう営業していないのかな?楽しそうですね。
駅から徒歩5分位で山あげ会館に到着。入場料を払って入ります。
つい買ってしまったゆるキャラの缶バッジ。 |
10:30に烏山線の新型蓄電池車両が到着するので駅に戻ります。
途中、いい具合に朽ち始めている家屋等を町のあちこちで見かけました。
以前、訪問した栃木市の街並みほどではないのですが、結構インパクトはありましたねぇ。
金物屋ですか? 工事も請け負っていたようです。
街の写真屋さん。
何屋だよ・・・。
うわ〜っ、何かパネぇっす。瓦の朽ち方もグッドですよ。今度来た時は入ってみよ〜っと。
烏山駅に入線してきたACCUMの撮影を始めます。なぜか列車と一緒にスーツ姿の集団がやって来ました。
色々と写真を取っているあたりJRの視察団と言った所でしょうか。
さて、11時を回りましたので早めの昼食とします。
今回は駅前の蕎麦屋さん「花町」へ。
今日は贅沢に天丼・そばセットを注文しました。待つこと10分ほどで出てきました。頂きま〜す!
ああ、良いですねぇ、手打ちの蕎麦。コシもあり喉越しも滑らかです。そば汁も薄すぎず濃すぎず調度よいです。
しかし、天丼の方は頂けない。何故天ぷらがこうもベチョベチョしているのか。おまけにご飯までもベチャベチャしています。
いや〜、これなら相盛りの大盛りとかにすれば良かった・・・。そばが美味しいだけに残念です。
ただこの「そば」ならリピートしても良いかなとは思いました。ご馳走様でした。
さてデザートに町内の和菓子でも頂きますか。と言う事で駅前のひらさわさんにお邪魔します。
駅前の案内看板。パティスリー? ここなす姫とACCUMが可愛いです。
店舗外観。近年にオープンしたのでしょうか?建物は新しいです。
今回は
・かりんとう饅頭 100円
・山あげの町クッキー 130円
・御重縁(ごじゅうえん)饅頭 50円を購入しました。
ここのかりんとう饅頭、カリカリ感がすごいです。ゴマを乗せたのもポイント高いですね。
「山あげの町」は硬すぎて食べづらいかな?。御重縁饅頭は普通の饅頭ですね。
駅に戻り、今度はACCUMに乗って大金駅に向かいます。
新製車両のきれいな室内。さっきのスーツ団も一緒に乗車です。
トップナンバーです。当たり前か・・。
蓄電池は既に満タンな為、現在は架線から車内の空調、照明にエネルギー供給しています。
烏山駅を定刻発車。今まで烏山線はキハ40の鼓動が当たり前だったので、電車の静寂さに違和感を感じてしまいました。
加速もスムーズで静かです。何か烏山線じゃないみたい(笑)
また、減速時の回生エネルギーも蓄電に回しているようです。
大金駅に到着。この駅も建て替えられて近代的?になってしまいました。
駅舎は新しくなりましたが、今度は無人駅に。
駅前のいかんべ共和国の城も撤去され、新しい交流施設に生まれ変わっていました。
今日は烏山線沿線(駅周辺という狭義)で、唯一の温泉施設「大金グランドホテル」に入りに行きます。
この温泉施設、ネットでの評価が酷評だらけでとても面白い。
バブルの頃に勢いで建てたホテルですが、ここに来て老朽化が進み客足も遠のいて廃墟のような扱いになっています。
もちろん怖いもの見たさで訪問しましたよ。さてさて・・・。
結論として・・・
良い所:
・ネットで指摘されていた内装の老朽化は徐々にではあるが補修・交換を含めて改善の意志はあるらしい。
・館内の清掃もそれほど怠慢ではない。
・浴室の風呂もそれなりに清掃されていた(全体的に老朽化しているので古さは否めないが)。
「露天風呂に落ち葉が・・」とコメントした方もいらっしゃったが、露天風呂に落ち葉が入るのはごく自然の事で、
ましてや虫の多い時期など浴槽に死骸等が入ってしまうのは当然の事だ。敏感になり過ぎである。
・泉質はとても良い。この泉質ならリピーターが多くなりそう。
・従業員の対応も悪くはない。場末のラブホのようなオバちゃんだったが・・・。
・今どき入浴料が500円であった。この泉質で500円ならCPは良い。
悪い所:
・入浴施設の造りが端から疑問である(なぜ内湯と露天がこんなに距離&高低差を持っているのか)
どちらの浴槽も1階の高さにあるようなのだが、内湯から露天は1回階段を上がってからまた降りていくのだ。直接繋げてしまえばいいのにね。
・露天の下足と裸足の区域が曖昧である(現在の造りだと土足で歩く部分を裸足で歩くようにもなってしまっている)。
・館内全体が暗い、寒い=非常に貧乏臭い。
とまあ、挙げるとキリがないのですが、この泉質なら確実に客は呼べます(キリッ!)。
あとは観光協会等のやる気でしょうなぁ。場所も若干駅から遠いので何とか考えて欲しいものです。
そもそも車で移動しているお客さんはみんな寿の湯に行っちゃいますからねぇ。
以上で烏山線沿線の旅は終わりますが、やはり何かこう、観光資源があるにも関わらず活かせていないような気がします。
この温泉も泉質は良いので駅から近い所に入浴施設でも作ったらどうですかねぇ。
せっかくというか駅舎を新築したり、新型車両を導入する辺りJR側はやる気があるようなので、あとは自治体が頑張れば良いのになぁと思いました。
「山あげ祭り」は有名だけど、年間でもその数日しか客を呼べませんよね。
年間を通して平均的な客数を呼べないと観光地としては成り立たないので、もっと努力とPRが必要でしょうな。
泉質の良い温泉と美味しい蕎麦があるのでやり方によってはもっと賑やかになりそうです。今後に期待したいものです。
さて、宇都宮に戻ります。
宝積寺駅にて
宇都宮に到着。ちょっと時間があるので欲が出ました。
せっかくの18きっぷなのでどうせならと日光線も乗り潰しに行きます。往復80分位なので頑張っちゃいました。
という訳で宇都宮から約40分。日光駅に到着。
うっ、何だこの寒さは。宇都宮より4〜5℃は低いんじゃないかな?って標高が500mも上がってるではないですか。
どうりで寒いはず。吐く息が白いです。
折り返しの列車まで12分しかありません。
駅を見るくらいしか出来ませんね。
さて丁度夕食時間となりましたので宇都宮で餃子でも食べて帰りますか。
宇都宮駅で下車。駅前も餃子店でいっぱいです。
記念に駅前の餃子像へ。
色々と曰く付きの宇都宮餃子像。今度は安住できるかな?
今日は宇都宮駅東口の「餃子のみんみん東口店」。並んでて6人ほど待たされました。
お〜、良心的な価格だ。
無難に焼餃子(2人前)+ライスを注文。
税込みだと604円也。面倒くさいなぁ、税込み価格の表示にすればいいのに。
あ、美味しいですねぇ。餃子なのに油っこくなく、とてもライトな食感です。
これは人気があるのも頷けます。何かいくらでも食べられそうだなこの餃子。
タレを付けなくても美味しいし、付けても辣油を混ぜても美味しいです。
リピーターが多いのも頷けますね。
満腹になった所で帰路に就きます。
今日は上野・東京ラインのグリーン車で帰宅。何と下車駅の大宮までグリーン車を貸しきりです。
車内販売のおねーさんが手提げかごを持ってやってきます。客は私一人なので何だか申し訳ない(笑)。
こんなんだと、その内車内販売は無くなるだろうなぁ。ただ、車販のおねーさんはグリーン券のチェック係でもあるのでどうなんだろうか。
今回のお土産:
レモン牛乳キャラメル。子供達に人気のキャラメルです。買ってきたその日に無くなっちゃいました。
これも定番の餃子の種。おやつにもビールにも非常に相性が良いです。パッケージデザインが変わりました。
今回のekiShスタンプ。ekiShは来年の5月でサービス終了しちゃうけどそれまでは頑張るつもりです。
宇都宮餃子:
栃木っ子の多くが愛する餃子。全国規模で有名な宇都宮の餃子は、「特徴がないのが特徴」と言われることもあるのですが、
それは店によってさまざまな食べ方が楽しめるということ。宇都宮餃子を目当てに訪れる人も多いのです。
餃子像:
餃子大好き栃木っ子が待ち合わせ場所に使うのが、宇都宮駅東口にある餃子像。
「餃子の皮に包まれたビーナス」であり、愛らしいポーズで道行く人を見守ります。ここで待ち合わせると餃子が食べたくなる!?
びゅうコースター風っこ:
キハ40系の車両を元にトロッコ電車風に改造した「びゅうコースター風っこ」。
車両の側面を大きく広げたオープンスタイルが特徴で、その名の通り風を感じて乗車できます。
実は気温の低い時期には窓をはめ込んで運転することも可能です。
今回もお付き合い下さりありがとうございました。
次回の撮影記をお楽しみに。
追記:K-S2のバッテリーですが、このくらいの撮影では半分も減っていませんでした。
意外と持ちは良いようです。ただリチウムイオンが劣化してくると段々と寿命が短く(少なく)なっていくんだろうなぁ。
撮影記トップに戻る→
総合トップに戻る→