2017-09-14(木) 銚子ひとり旅(こころ朝食編)
晴 最高気温27℃ 北東の風8m 湿度77%


撮影データ:PENTAX KS-2+DA17-70f4とiPhone6で撮影。
画像はクリックで拡大します。


天気が良かったのでブラっと銚子まで行ってきました。
今日は木曜日なので七兵衛さんはお休み。
新規開拓でもしようかなと、予めネットでそれらしい店舗に見当を付けておきました。

まずはいつも通り銚子まで。弧廻手形を購入します。今日も車掌さんは袖山さん。
 なぜかヘロヘロな弧廻手形。おいおい・・・。




平日の通勤通学時間ではないので乗車率はこんなもんです。
ちなみに画面端、床にモップをかけているのは袖山さんです。

朝食を摂っていないのでまずは本銚子駅まで。
この駅は2017年の24時間テレビでヒロミさんの手によって駅舎がリフォームされました。
その件に関してはまた後程。まずは朝食が優先です。


今日は銚子漁港第二荷秤所近くの「こころ」さん。漁師さん相手の元スナックを改造した食堂です。
こういう所、当たり外れが大きいのですが、それもまた一興。
 銚子漁港第二荷秤所


如何にもスナック風なこころさん。一見さんお断りな雰囲気が良いです。
入るのをちょっとためらいましたが、意を決して入ります。案の定店内は地元の方らしき人で賑わっています。
それにしても狭い店内、席数にして12席(4人がけのテーブル×3です)。
そこの1区画に堂々と座ります。おばちゃんが一人で切り盛りしていました。
水を持って来てくれたタイミングで「朝定食」お願いしますと注文。


待つこと10分位、ワンコインの朝定食が出てきました。


美味しそうでしょ〜、でも美味しくないのよこれが。
味付けが雑というか大胆というか・・・
まあ、500円なのであまり文句は言えませんが、残さず食べるのがキツイ(笑)

全体的に味が薄いと言うかパンチが無いと言うか病院食のような味付け。
いや去年の12月に入院してたのでわかるけど、病院食のほうが美味しかったような気がします。
素直にオススメ定食を頼めば良かったのか、刺身定食とかは美味しいのかな?と
色々妄想しながらご馳走様。これはリピートは無しだな、残念。


それにしても最近の銚子市内、本当に空き家が多くなりました。
高齢者が一人暮らしをしていて、その方が亡くなって解体費用もままならず、放置されているのが大半だと思います。
  

この廃屋、以前は何かしらの店舗だったのでしょうか?
かなり造りが豪華なのですが、雨戸は閉めっぱなしで導線の通路は枯れ葉や雑草で覆われています。
Google Mapsで確認しても情報はなく謎のままでした。



本銚子駅に戻る途中咲いていたセンニンソウ。小ぶりですが可憐な山野草です。
とても清楚な香り・・ベビーパウダーのような香りがほんのりします。


本銚子駅に戻りました。
先程も触れましたが、ここの駅舎は2017年の24時間テレビでヒロミさんの手でリフォームされています。
一部の心無い鉄道ファンからは「元に戻せ」とか云々、ヒロミさんに対してブーイングの声もあるらしいですが
私はこのリフォームに大賛成です。確かに以前の本銚子駅舎、ある意味では味がありましたが、
自分が毎日使う駅があれだけボロかったらどう思うでしょうか?
このリフォームの金の出処はよく分かりませんが、銚子電鉄や地元の人からしたら歓迎されていると思いますよ。
ただでさえ銚子電鉄には駅舎をリフォームする予算なんて犬吠駅と外川駅くらいで一杯一杯なのだからこのリフォームは棚ボタですよね。

この調子で海鹿島駅舎もやって欲しいです。でも優先順位は銚子駅>君ヶ浜>笠上黒生>かな?
西海鹿島は・・・あのままでもいいっか(笑)
やはり銚子電鉄の入り口である銚子駅が最初でしょう。折角JRの銚子駅も大幅リニューアルした事だしねぇ、
今の銚子電鉄の銚子駅は見窄らしすぎでしょう。ついでに弧廻手形裏面の観光案内も刷新したほうが良いよね。
今はもうない観光情報が多すぎ。犬吠駅の風車とか、君ヶ浜駅の白亜のアーチとか。ねぇ?



駅舎はもとより、サビてボロボロだった
ラッチまでピカピカの新品になっています。





 


列車が到着しましたよ。

 

なんだかんだと列車が到着した時はホームに15人位はいましたねぇ。
みな新駅舎と列車を絡めて撮影したかったようです。
気持ちはよくわかりますが、問題なのはこの後列車に乗ったのが私だけという事。
み〜んな車で乗り付けて、そそくさと写真を撮ったら車で帰っちゃいます
これでは駅舎を新築しても銚子電鉄には1円も入りません。
銚電の公式サイトでも「駐車場はありませんので銚子電鉄でお越しください」と書いてあるのに
それを無視して清水小学校脇の狭い道路に路駐するもんだから交通の妨げになってクラクションを鳴らされちゃうんですよ。
銚電は「新駅舎落成記念入場券(1枚1000円な)」でも売ればいいのに。
人件費までは見込めないけど、本銚子の駅入口で販売して、こういう輩から金を取ればいいんですよ。
 銚電に乗ってよ。だから「老害」とか言われちゃうんですよw

結局本銚子から乗ったのは私一人なので、外川行きはこの有り様。何だか悲しいです。


外川駅に801の状態を見に行きます。ノスタルジー館の閉館で運行当時の姿に復元されるらしい。
え?あれを復元?マジすか?と興味津々です。




丁度職員さんが内装をリフォーム中でした。
椅子・・・とってあったんですねぇ。てっきりノスタルジー館にした時に処分した物と思ってました。
まあ、内装はいいとしてあの腐食だらけの外装は果たしてどうなるのか・・。

さて昼食時間が近づいてきたので海鹿島に向かいます。
今日は海鹿島駅から徒歩3分の「しらい食堂さん」。銚子市内でも餃子が美味しいとの評判です。

銚子に来て中華料理・・と思う方もいらっしゃるでしょうが、餃子好きとしてはこの評判は見逃せない(笑)。



交差点の角にある住居店舗一体型の建物です。店内も綺麗に清掃されていてとても立派な食堂です。
とりあえずスタンダードにラーメンと餃子を注文。客席から見える厨房も清掃が行き届いているし整理整頓もされています。
 
ラーメンは至ってシンプルな醤油ラーメン。特筆することもなく本当に普通のラーメン。
餃子は確かに美味しい。ニラとニンニクが程良く効いていて、パンチのある作りになっています。
皮が若干厚めですが、焼き上がり具合と肉汁の出方といい、かなりの高得点ですね。
もう一枚焼いてもらおうとしましたがさすがにお腹いっぱい(笑)。又の機会にします。

今日はこの辺で撤収。なんだか銚子にご飯を食べに来ただけな感じになってしまいました(笑)
一旦海鹿島から外川に戻り、そこから銚子まで戻ります。
 
銚電の3000系もそろそろ厳しいですかねぇ。外部から水漏れが生じているようです。
昭和38年製ですからね、もう54年目ですよ。


海鹿島に咲いていた芙蓉と菊芋です。
この菊のような花の根が美味いんです。食感は零余子(むかご)に近いかな。

今日のお土産





長文愛読ありがとうございました。
次回の撮影記もお楽しみに。


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