函館駅に到着。
10:40発の「白鳥18号」を待ちます。

入線してきた「白鳥18号」
国鉄型485系の改造車です。
10:40定刻発車。雲は低く時々パラッと雨が降ってきます。
予報にはお日様の絵があったのですが果たして・・・。

今日は早起きだったせいか、息子は発車と同時にコックリさん。
ここに来て旅の疲れも出てきたのでしょう。
そんな私もちょっぴりウトウトと。
平成8年改造。
前面は原型を留めていません。
母の膝で眠る息子。
気持ちよさそうだなぁ。
低い雲の中を快走する白鳥18号。
江差線釜谷駅付近にて。

列車は一路竜飛海底駅を目指します。幾つのもトンネルをくぐりいよいよ青函トンネルに突入です。
丁度その頃「竜飛海底駅で下車のお客様は2号車までお越し下さい」のアナウンスが。
竜飛海底駅では2号車以外のドアは開きません。下車の際に海底トンネルの見学券を検札するからです。

11:49、定刻に竜飛海底駅に到着。
地上の30℃近い気温とは打って変わって、ここ竜飛海底駅は18~19℃くらいしか有りません。
今まで散々暑かったので、下車客一同の第一声が「涼しい~」と(笑)

車内掲示板を見ただけで興奮しちゃいますね。
見学者は胸にバッジを着けます。
青函トンネル本坑内部。
このトンネルが本州と北海道を結んでいるのかと思うと、
感慨深い物があります。
すでに新幹線用の軌道も敷かれています。
黄色が在来線軌道、赤が新幹線軌道です。
2020年開業予定。
駅名標。
吉岡海底駅は既に一般公開は終了しています。
見学者は案内係の誘導によって
列車を後にします。
係からの説明を聞きます。
絶対にグループから離れない事などです。
こんな所で迷子になったら・・(゚∇゚ ;)
ミーティング終了後、見学に出発です。
現在も海水の漏水は続いています。
写真は汲み上げ用のポンプ施設。
海面下140m。こんな所を人工の建造物が
通っているなんて驚きですね。
途中、水深の一番深いところで、
青函トンネルの概要説明がありました。
低温高湿の独特な環境。
当時使っていた建設機械等が展示してあります。
パースやキャプションで当時の状況を説明しています。
先人の労苦に感謝です。
津軽海峡の魚も展示してあります。
深海魚?そこまで深くないか。
地上の駅はこんな名前。
海底トンネルを見学した後、地上に出ます。
写真は移動用のケーブルカー。
その名も「もぐら号」。
体験坑道乗車券
地上には「青函トンネル記念館」があります。
まあ、青函トンネルの資料館ですな。
内部は立派な展示館になっています。
もぐら号が地上に出る際、気圧の違いで強風が吹くため、
寸前の所に隔壁があります。
青函トンネルは本坑の他、
調査用の先進導抗、避難用の誘導路、作業抗、
待避所等、複雑な構造をしています。

表に出てみます。かつて工事中だった頃、
工事基地として使われていたエリアでもあります。
今は使われていない坑道は塞がれています。

働く男は格好いいなぁ。
アジサイで「龍飛」書いてあります。
このアジサイ、ちょっとした逸話があるのです。
当時プロジェクトリーダーだった「粕谷逸男」氏が
「殺風景な竜飛岬に花を」と植えました。
その後、粕谷氏はガンに冒され、
トンネルの開通を待たずして鬼籍となりましたが
今でも花となってトンネルを見守っていると言う話です。

屋外に展示してある建設車両。
良い朽ち方してますねぇ。

竜飛岬から海を臨みます。
本来、強風で有名な岬ですが、今日は極めて無風。
拍子抜けしてしまいました。

時間が迫ってきたので記念館に戻ります。
写真は記念館所有の車。

帰りのトンネルにて。
可愛いもぐらの親子。

海水の塩分が蓄積しています。
こうした自然に対するメンテナンスも大変でしょうね。

記念館入場券。
記念スタンプ
記念館スタンプ
記念館スタンプ
訪問記念証

青函トンネルの見学はこれでお終い。あっと言う間の2時間半でした。
今回はJRの見学コースの中でも見学時間が一番短いコースでしたので、少々物足りない部分もありました。
竜飛岬の灯台や、石川さゆりの歌碑、青函トンネル工事の殉職者の慰霊碑などは見られませんでした。
いつの日か青森から津軽線+バスでの見学で来るべきだなと心の隅に思いを馳せるのでした。

参考資料:
・プロジェクトX~友の死を越えて[青函トンネル24年の大工事]~DVD NHKエンタープライズ(現在は単品販売は無し)
コミック版 プロジェクトX~友の死を越えて[青函トンネル24年の大工事] 宙(おおぞら)出版


13:59、竜飛海底駅から我々を乗せたスーパー白鳥22号は青森駅を目指します。
 もうすぐ青函トンネルを抜けます。

 トンネルを抜けたと途端、湿度差によってガラスが一気に曇ります。しかも外は雨。

14:45定刻で青森到着。私は初めての青森県内の駅での下車。どうも北海道とは違う空気に戸惑います。

青森駅改札口。
久しぶりのJR東日本管轄
駅名標
改札前。
東北新幹線全開通とねぶた祭り。
青森らしいですなぁ。
青森駅スタンプ。

青森での乗り換え時間は37分。慌ただしかった青函トンネルでは昼食を取っていなかったのでここで補給予定でした。
しかし改札前にこれと言った飲食施設はなく(駅前が工事でゴタゴタしていたので見つからなかったのかな?)、
やむを得ず、構内売店での駅弁となりました(まあ、結果オーライでしたが)。内容は後でのお楽しみ。


 駅構内の売店にて。

 次は白鳥15号で一気に函館まで戻ります。

 さあ、函館に戻りましょうか。

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